関東No.1の足場工事会社になる!そんな合言葉のもと全員一丸となって | 株式会社武州鳶 営業 大西孝幸様

八王子・横浜・三郷の3拠点をベースに、関東全域と山梨の足場工事に広く対応している株式会社武州鳶。関東一を目指すという同社の営業担当・大西孝幸さんにその成長の理由をお話していただきました。

100%自社資材でクサビ式足場工事を展開

–まず、おもな事業内容を教えてください。

当社は足場工事の会社です。クサビ式足場で、対象物件としては戸建住宅が6~7割と多く、残りはアパートやマンション、ビルなどですね。

–なぜクサビ式足場専門なのでしょうか。

クサビ式足場は狭小地でも使えるので、一般的な戸建住宅にも柔軟に対応できますし、戸建住宅だと規模も小さいので件数をこなせます。1日に2件、3件と工事できれば職人さんも稼げますし、会社としての売り上げも上がる。そういった理由です。

–大西さんは入社後何年になるのですか。

もう6年ほどになります。私は実家が壁や屋根などの施工会社だったので、自分も学校を出てすぐに建築業界に入り、そういった職人などを経験してきました。社長とは趣味の車を通じて知り合い、その人柄に惹かれてうちに入社したんです。

–転職して苦労されたのはどんなことでしょう。

現在は営業を担当していますが、私も最初は職人として働きました。まず、体力的にきつかったですね。私も元職人ですから体力には自信があったのですが、足場は資材が重いしうちは工事のペースが他社さんと比べて速いですから。みんな仕事が速くて、付いていくのがたいへんでした。

–営業のお仕事で大切にされているのはどんなことですか。

フットワークです。仕事で何か頼まれたら基本的に断らないというのが社長のポリシーなので、打ち合わせや工事の日時などできるだけお客様のご要望に沿うように調整します。うちは人数が多いのでかなり融通は利きますし、そういう対応力もお客様からの信頼につながっていると感じます。

関東全域および山梨県をカバー

–東京・八王子を本拠に、対応エリアはどこまでですか。

基本的には関東全域と山梨県に対応しています。八王子の他、横浜と埼玉県三郷市にも支店があるので、3拠点で広域をカバーしています。

–会社の強みはどんなところでしょうか。

お話したように、対応力とエリアの広さ、あとは金額でしょうか。うちの足場の資材は全部自社で持っているものなので、資材をレンタルするコストがかからないんです。これは大きな強みです。また工事の他、資材の販売もしています。

–コロナ禍の影響は何かありましたか。

お客様である塗装屋さんや住宅メーカーさんはかなり影響を受けているでしょうから、うちも多少なりとも影響は受けています。

–どんな業種のお客様が多いのですか。

飯田グループさんなどのハウスメーカー、オープンハウスさんなどの不動産業、それから工務店さんや塗装屋さんなど、500社以上のお客様と取引実績があります。

–どんな判断基準で営業先をご覧になるのですか。

やはりどれだけ件数をいただけるか、どういう規模の物件を扱っていらっしゃるかということです。大規模物件の方が会社の売り上げも上がりますし、うちは固定の日給でなく歩合給ですから、受注金額が大きければ自分も職人さんもそれだけ稼げることになります。

また100%自社資材で価格競争力がありますから、大規模物件だとその強みをより活かせることになります。

–これからの課題は何でしょうか。

職人も増えてきたので、営業が仕事をいっぱい取らないといけません。日々、がんばって駆け回っているところです。

安心し、やりがいをもって働ける会社

–職人さんはどういう方が多いのですか。

かなりキャリアのある人もいますが、未経験でもやる気と根性があれば大丈夫です。実際に今入社2、3年目の親方がいるのですが、彼はまったくの未経験ながらすごくセンスが良くて1年で親方になり、すぐに月100万円くらいは稼ぐようになりました。まあ個人差はあるので人それぞれですが、たいへんでもがんばって親方になればそれだけ見返りのある会社です。

–会社はどのような雰囲気ですか?

みんなフレンドリーですよ。鳶職って結構怖く見られがちで、まあ確かに見た目がいかつい人もいますが、中身はみんな優しくていい人ばかりです。

–社長はどのような方なのですか。

社員をすごく大事にする経営者で、尊敬しています。一般的に、職人ってケガなどで働けなくなってしまうとすごく不安定ですよね。うちは、社長がそういう風潮が嫌で作った会社なんです。だから仮に職人として働けなくなっても、営業職やヤードの整理など他の職種で働き続けていけます。終身雇用の会社なんです。

–伺っていると、働きがいがありそうですね。

楽しいですし、やればやっただけ見返りがある会社です。うちは親方という立場になると請け負いなので、自分で仕事量を調整もでき、休みたいときには休めるし稼ぎたいときはバンバン稼げます。先月いちばん稼いだ社員は、月給300万円近かったですよ。もちろんそれだけたいへんな仕事をこなしたからですが、ちゃんと報われるからみんながんばれる。上だけ儲けていたら誰も付いて来ませんよね。

–ご自身と会社の、これからのビジョンを教えてください。

「関東一の足場屋になる」と社長は公言しています。私の目標も同じです。関東全域でNo.1になるためにもっと人も増やして、みんなで稼いで。

営業ががんばれば会社も目標に近づけますし、自分もみんなの収入も上がってWin-Winですよね。絶対トップに立つんだという熱い思いを胸に、みんなで力を合わせてやっていきたいと思っています。

さいごに

終身雇用の安心感と、がんばったぶん見返りのある給与、そして自社ならではの強みと将来の大きな目標。成長する会社にはそれだけの理由があると感じさせられるお話でした。

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