- 業種：塗装工事業、防水工事業、とび・土工工事業、左官工事業
- 地域：大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県
- 目的：元請会社募集
- 属性：個人事業主
- 規模（人数）：2名
外壁塗装工事業をメインにおこなうA’sの三桝祐司代表に、ツクリンクを導入した背景や導入後の効果をお伺いしました。
人づての限界とネットの可能性
−−ツクリンクを導入したきっかけ
今までは知り合いづてで元請を紹介してもらっていたんですが、正直人づてだと仕事の取り合いになりますし、下手に単価の交渉もできないので固められている感じがしていたんですよね。もちろん紹介だけだと安定もしませんし。新規営業をし始めたのはそのあたりからですね。
最初はインターネットで調べて出てきたリフォーム会社なんかに片っ端から連絡をして、ぼくの方からご挨拶周りしていました。そんな中で検索するといつも出てくるのが「ツクリンク」だったんですね。気になって試しに登録してみたのがきっかけです。
ツクリンク最大のメリットは「相手から探してもらえる」ところ
ツクリンクのいいところは相手から探してもらえるところですね。うちは近畿エリアを広めに開拓しているので、自分から探そうにも情報が広すぎるし、何より相手が自分を全く知らない。当たり前ですけど。それがツクリンクだと、必要な情報は集約しているし、何より相手にも自分をしっかりと見てもらえる。見せ方仕方次第で強みにできるなと思いました。
−−プレミアムプランに加入した理由
自社のページを作り込めて、さらに情報も相手の目にも止まりやすくできるのが決め手で試してみようと思いました。正直最初はお金をかける気はなかったんですが、実際使ってみると、この金額でいいなら全然続けますよ、という気持ちですね。
加入後3ヶ月足らずで・・・実際の取引3件、閲覧数は3倍に
−−マッチングの実績
「急募オプション」を利用して元請募集投稿をすると声をかけてもらう数は増えました。募集の閲覧数も一定の期間で3倍ですね。1日10件のところが30件見られていますから。実際の取引は3社ですが、顔合わせまでいった会社も結構ありますよ。5社くらいですかね。
今まで15社とメッセージのやりとりをして、実際に顔合わせが5社、3割はつながっていますね。もちろんご縁がなかった会社もいますが、まじめに活用すれば2~3ヶ月でもこれくらいつながると思います。
*タイトル左下の目玉マークが投稿の閲覧数。「急募オプション」の利用で100人以上に見てもらっている。
ページ作成では「人間性」と「ストーリー」を伝える
−−自社のプロフィールページについて
自分が声をかける側だったら、という視点を大切にしています。とくに工夫したのは写真の掲載方法ですね。今までぼくが対応してきた仕事や、関わってきた人間がストーリーでわかるように、時系列で掲載しています。これから仕事を頼む人間がどういう過程で今があるのかが重要かなと。
*トップの写真は必ず手を動かしている人間も掲載する。現場のみならず、お施主さんとの打ち合わせ風景も。
相手のページをみるだけで真剣さが測れる
−−相手を選ぶときの基準
認証しているかどうかは外せないです。資格や会社情報も見ています。ツクリンクはとっつきやすくて使いやすいですが、それでも職人がこういうサイトに登録したり文章作ったりするのって正直めんどくさいと思うんです。だけど、これも仕事の一環だと思っていて。
だからこそ、ページの情報だけでもまじめに取り組んでいるのかが伝わります。認証していたら1段階、ページが丁寧に作られていたらまた1段階と、面倒を乗り越えている度合いが測れるのかと思います。
メッセージの往復が少なくて済むように心がける
−−マッチングするコツ
忙しいなかで話を聞いてもらうには、相手の負担をどれだけ減らせるかだと思うんです。「めんどくさい」と思われないように、相手が欲しそうな情報は全部1通目のメッセージにひとまとめにしています。
ツクリンクが用意してくれているテンプレートもありますが、どの案件に対して何がしたいのかがないと聞き返さなくてはいけません。相手の立場になって考えられることも真剣さを伝える方法のひとつだと思って丁寧に連絡しています。
その先で注意しているのは「常識的なことが当たり前にできるか」「密に打ち合わせができるか」ですね。相手からすると自分の大事なお客さんを任せるかもしれないので、この会社に任せれば大丈夫だな。と思っていただきたいですし、頼む側ならそう思いたいですしね。
「ツクリンク加入必須」という現場がある未来
−−今後の展望とツクリンク
事業展開はしっかり考えていて、できることから段階を踏んで規模を拡大していきたいと思っています。
メインは塗装ですが、リフォームに紐づいた防水工事、屋根工事なんかも仲間を集めて広げていけたらなと。ふと思いついたんですが、「ツクリンク登録必須」って現場があればいいですよね。現場にいるあの人もツクリンクをやっているんだとわかれば、安心して声もかけやすいですしツクリンクでページを探せば情報が見れるわけですし。
手が届かないと途中で諦めずに、まずはやってみる
−−プレミアムプラン加入を検討している人へアドバイス
まずはページを作り込んでやってみることをおすすめします。
ぼくは写真や文章を考えたりするのは苦じゃないですし、自社施工もするので現場写真を撮ることもできますが、中には元請に確認しないと現場写真が撮れなかったり、そもそもネットや文章を考えたりするのが苦手な人もいると思います。
でもそこで「めんどくさい」からいいや、とかネットは手が届かないな、と思って諦めてしまわずに、やれるだけのことをまじめにやれば、必ず見てくれる人がいるはずです。ぼくも実際に取引に繋がっているので、まずはやってみて欲しいです。