今回は東京都足立区を拠点として、内装仕上げ工事をされている株式会社Sun interiQ(サン インテリック)の樋口 鉄社長にお仕事をするうえでのこだわりや楽しみをお聞きしました。
質のいい凝った内装仕上げを
−−御社の事業内容を教えてください。
主に内装仕上げ工事をしています。具体的にはクロス工事、床工事、襖関係などの工事を手掛けています。戸建、オフィス、店舗など建物であれば何でも対応しています。
−−対応エリアを教えてください。
県外にも対応していますが、案件としてはうちが拠点としている東京都内が多いです。住宅の工事ではなく、店舗、オフィスの工事になると埼玉、千葉、神奈川といった関東周辺に行くこともありますね。
−−お取引先はどのようなところが多いですか?
内装を一括でやっている業者さん、元請さんとお取引しています。独立したてのときからずっと付き合っている会社さんは工務店さん、賃貸の管理会社さんといったところですかね。全体的に見ても内装一括の業者さんとのお取引が多いです。
−−お取引の判断基準はどういったところですか?
受注に関しては、それなりのブランド力や規模のある会社さんというところをちょっと気にしてお声掛けしています。
発注ですと、職人さんは足立区から近い人がいいかなと思っています。
−−今後はどういったお取引先を求められますか?
職人さんだとクロスと床工事ができる職人さんがいいですね。クロスだけの工事はなかなかないので。床工事も一括で請け負ううえでは、クロスしかできないとなると現場に別の誰か行かないといけなくなりますし。
受注の面ではオフィスの原状回復工事といった、オフィス工事をやっていきたいなと思っていまして、そういった会社さんとお取引したいです。
−−内装仕上げ工事に携わるようになったきっかけを教えてください。
学校を卒業してから工務店に入社しました。その工務店に来ていた外注さんにクロスの技術を教わり、のめりこむようになりました。将来的に自分で仕事をしていきたいと思っていたので、独立するために励んでいましたね。
−−社名の由来を教えてください。
「サン」と「インテリア」と「クオリティ」をくっつけて「サン インテリック」と読みます。「サン」は自分の子どもの名前、太陽のように明るく、熱いからつけました。「インテリア」と「クオリティ」はうちがこだわっているデザインと質の良さからきています。
−−設立当初から変化した部分はありましたか?
設立当初は建築業界自体の単価が下がっていたので、売り上げがあっても人を回したり、外注さんを使ったりして利益率が良くなかったですね。売り上げの割に利益はなかったので苦労しました。
それから続けてきて、だんだんと内装工事一式を請ける割合が多くなっていきました。前よりも工事の規模も大きくなってきて、売り上げは上がるようになってきました。
スピードとフットワークの軽さはピカイチ
−−お仕事をするうえでこだわっているのはどういったところですか?
うちの会社がこだわっているのはスピードと質の良さ。社員にはずっと言っていて、常に心掛けさせています。
スピードはどの職業にも求められることですし、全体的にうちに来ている職人さんが若いというところもあり、そこの辺は他社に負けない自信があります。それプラス、うちはけっこう凝っているつくりが好きでして。その2点にはこだわっていますね。
−−御社の強みを教えてください。
フットワークの良さだったらどこにも負けません。急な対応もそうですけど、手直しといったところで呼ばれれば夜でも関係なくいつでも行く覚悟でやっています。「この日までに来てくれ」と言われれば行きますし。このようなスタンスでやっています。
具体的には、完了検査が終わってもうお客さんへの引き渡しに日がないときに、急に「明日までに、ここをちょっと直さないといけないんだけどすぐ来られないか?」という問い合わせに対応することが多いです。
あとは「工程がこれだけしかないですけど、現場をお願いできないですか?」という場合でも基本的には断らずに人を探して手配はできるようにさせています。
地元から頼られ続ける会社
−−お仕事をするうえでの楽しみを教えてください。
今まで経営をしていて、仕事が切れることなく回ってきています。こんなご時世でも頼ってくれる会社さんがいて。
「ここに仕事を流してあげよう」という感覚でいただけていると思うのですが、そう思ってもらえるというのが楽しみであり、やりがいにもなっています。「その人のためにちゃんと納めよう」と思うことができますしね。
あとは、仲間と動いて綺麗に現場が収まるのも楽しいですね。結構、恵まれているのかお取引先には地元の方が多いですね。知り合いや地元の先輩とのお仕事が大半を占めています。
−−職人さんを募集されているそうですが、どのような人に来てほしいですか?
現在、専属の外注さんがいるので自社の作業員は1人しかいません。その作業員自体はまだ19歳です。コンスタントに仕事はあるので若い正社員を求めたいなと思っています。
今まで人は雇ってきましたが、全員見習いだったので、今回は1年でも経験のある人がいいですね。
−−今後の展望を教えてください。
継続的に仕事はあるので、これからは経験のある若い正社員を増やしていきたいと思っています。あとは、今持っているお客さんをどれだけ自社で回せるかという部分になりますね。
逆に、今いるうちの外注の職人さんに現場を振ってあげてというやり方をできればいいのかなというふうには思っています。
事業のビジョンとしては先ほども言ったように、オフィスの原状回復工事といったオフィス工事をやっていきたいのでそういった分野のお取引先を募集しています。
さいごに
お仕事のうえでこだわりや楽しみをお話ししてくださった樋口 鉄社長。経験のある若い職人さんを募集されているそうです。株式会社Sun interiQにご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。