コミュニケーションを大切にするアットホームなチーム | 丸春 丸山春稀さん

今回は千葉県松戸市を拠点として、外壁の改修工事をされている丸春の丸山春稀さんにお仕事をするうえでのこだわりや大切にされていることをお聞きしました。

建築業界で常に新しいことを学べる楽しさ

−−御社の事業内容を教えてください。

マンションやアパートを中心とした外壁の改修工事をおこなっています。具体的には、劣化したコンクリートや塗装を直したり、新しいものに変えたりしています。

また、壁のひび割れなどから水が染み出してしまわないように防ぐシーリング工事といった施工にも対応しています。

−−対応エリアを教えてください。

出張費が出るのであれば、日本全国で対応します。同じ千葉県内でも鴨川だと「遠いので出張にさせてください」とお話させていただくこともありますが、基本的に話し合いで折り合いがつくような場所であれば対応できます。

−−この仕事に携わるようになったきっかけを教えてください。

学生を卒業して1年くらい派遣会社で働いてから、ガソリンスタンドに就職しました。それから手に職をつけようと建設業界に入りました。そのときに入った会社で外壁の改修工事に出会い、7年弱くらいその会社でお世話になりました。

この業界は建物ごとによって覚えることも違いますし、ひとつ覚えたことが次で活かせます。また、自分で臨機応変に考えて対処していかなければならない面もあるので常に新しいことを学べ、自分に合っていて飽きずに続けられています。

−−7年経ってからすぐに独立されたのですか?

7年経って、お金や取引先のお客さんとの関係といった流れを勉強したかったので、一度別の会社に就職しました。今までは仕事をもらう立場の会社で働いていたので、今度は自分が仕事を協力会社さんに依頼する会社で働きました。そこで工事を管理する側の仕事を学んでから独立しました。

−−設立当初に一番苦労されたのはどのようなところですか?

道具や社用車といった、仕事をするための道具を一式準備するまでが大変でしたが、そこは運良く、前にいた会社の取引先が協力してくれました。すごくいい会社さんで資金繰りといったところにも協力してくれて。そういう会社さんにたまたま出会え、おかげさまでここまでやってこれています。

−−お取引先はどのようなところが多いですか?

今は塗装やシーリングといったような幅広い仕事を取れるようになったので、最近ではそういった建設業全体の会社さんとお付き合いさせていただいています。

1年で一人前に従業員を育てていく

−−設立当初と変化したのはどういったところですか?

自分以外にも少しは優しくなれるようになったかなと思います。最初のころは自分や自分以にも厳しくしてしまっていましたが、性格が丸くなりました。

やはり言われたことや指示された作業をするだけではなく、経営者として周りや全体を把握しなければならなくなったので、1つのことに必要以上にこだわらなくなりました。

−−従業員としてどういった方を求められますか?

やる気があるのが一番だと思いますが、この業種にどういう人が向いているのかというと、

細かい作業が好きな人であれば向いていると思います。例えば、料理人さんとか美容師さんだった人とか。

異業種で未経験の方でもそういった人だと1年くらいで1人で現場の仕事ができるくらいに育つと思っています。初心者の方でも最初からマンツーマンで教えるので安心してください。

実際に、もともとパン屋さんで働いていて30歳からこの道で働き始めた従業員がいます。今、ちょうど1年が経って、もう1人で現場に行けるまでになりました。

常にコミュニケーションは大切に

−−お仕事をしていくうえでのこだわりを教えてください。

技術といったところは僕の中ではもう当たり前なので、一番重視しているのはコミュニケーションですね。人として挨拶といったコミュニケーションをしっかりするというのは当たり前のことですが、いろいろな人が現場に出入りする中では特に重要なことだと思っています。

一緒に働いていくうえで場を悪くしないようにコミュニケーションは大事にしています。

また、従業員とのコミュニケーションも大切にしています。例えば、間違っているところを指導するときにはとにかく初めは怒らずに、そのようにしてしまった理由を聞きます。「なんでこれをやってしまったの?」というように。

何も考えないで仕事する人はいないと思うので、根本から「そういうふうに考えちゃうと、こうなるから、こういうふうに考えるといいよ」と説明するように心がけています。

怒鳴られるのがすごく嫌な人だったら、萎縮してしまって今度は覚えられなくなってしまうと思うのでそういった指導は避けています。

−−コロナの影響はありましたか?

案件自体が普段より減っているという業者さんの声は多く聞きますが、うちは周りの仲間や今までの取引先に恵まれているおかげで休みなくやらせてもらっています。

−−今後の展望について教えてください。

50人とまではいかなくても、それくらいの従業員を雇ってあげられるような組織に成長させたいですね。

従業員を増やしていって建設業にこだわらないで他にも柔軟に事業ができればいいと思っています。例えば、「料理が好きなんですよ」という社員が増えてくれば、「じゃあ、みんなでレストランをしようか!」というように他のこともできるじゃないですか?

僕自身、社員と距離が遠い存在にはなりたくないので、規模として50人以上は僕の中ではあまり理想ではないですね。人数が多くなりすぎると社員との距離が遠くなってしまうので。「距離が近いのも嫌だ」という人もいると思うので、そこはその人を見ながら距離感も少しとっていきたいなと思います。

組織としての目指す雰囲気は「仕事をやるときはやる、終わったら終わり」といった感じでメリハリ良く、和気あいあいとした雰囲気でやれたらいいなと思っています。

さいごに

お仕事へのこだわりや大切にされていることをお話ししてくださった丸山春稀さん。職人さんを積極的に募集されているそうです。丸春にご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。

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