確かな技術は、目に見えないお客様の深層を考えるところからうまれる|株式会社一心美建 横川辰則社長

今回、とても和やかにお話をしていただいた東京都清瀬市の株式会社一心美建の横川辰則社長。現在塗装や内装業をやられているとのことで、会社立ち上げまでの経緯や、これからの将来に関してお話を伺いました。

兄弟の影響で始めた塗装業

−−御社の事業内容を教えてください

外壁塗装ですね。戸建てやマンションアパートとか決まりはなく、依頼があれば何でもやります。メインでは戸建ての塗装をやっています。

店舗とかも全然やりますが、依頼はそんなに多くないですね。あとは内装工事、内装の塗装もやったりしています。

−−外壁塗装や内装工事業に興味をもったきっかけを教えてください

兄がいるんですけど、高校中退した時に誘われたんです。兄が塗装の業界にいたので、その影響が大きく、その会社に社員として働き始めたのがきっかけですね。

3年くらいその会社にお世話になり、その後は塗装業をやっている別の会社で勉強して、個人事業主として独立しました。

−−会社を辞めたのは理由があったんですか?

会社に勤めている時に、たくさんの職人や、同じ業界の知識を学んだんです。同じ事業をやっていても会社ごとのやり方があって、全く違うところもあったのでとても勉強になりました。

職人たちみんながそれぞれのプライドを持っている人が多い業界なので、自分の職人としての力がどれだけ通用するのか、また会社で学んだ知識や技術を試したかったので独立しました。

−−それから自分だけの会社を立ち上げたんですね。

正直会社を作ったのはタイミングでした。ずっと一人でやっていたんですけど、自分で言うのも恥ずかしいんですけど、結構人気が出て、売上もそこそこ上がるようになったのでタイミング的に会社を立ち上げました。

また税理士にも会社を立ち上げて法人化したほうがいいよって、アドバイスをいただいたので、税理士さんの勧めもあり法人化しました。

 

人当たりの良さから真相を知る

−−塗装や内装工事で気をつけていることを教えてください。

一番は人当たりの良さです。僕自身よくお客様から人あたりの良さに対して、喜んでいただくんです。やっぱり自分の目でいろんな職人を見てきて、どうしても怖いイメージってあるんですよね。職人の怖いイメージを覆したいので、人当たりの良さは結構気にしていますね。
あとは技術面ですね。多分どの塗装屋さんでも同じこと言っていると思うんですけど、僕も現場の数を踏んでいるので、大手に引けを取らないくらい、綺麗に対応できる技術を持っていますね。

−−人当たりの良さの中で心がけていることはなんですか?

挨拶です。お客様と一番初めに関わる言葉って挨拶なんですよね。そして人と人との関わりなので、人当たりの良さから技術面を見てもらうようにしています。

技術面で心がけていることは、お客様が「どうして」依頼をしてきたかを考えることです。私たちプロに頼んでいるってことなので、素人ではできない技術を提供しないといけないんです。

なのでお客様が気にしているところとか、依頼してきた「真相」を知ることから始めます。技術って見える部分ではなく、見えないところをしっかりと対応することだと思うので、依頼してきた真相をつかむことで、満足する技術を提供できると感じています。

−−取引先企業様とも人当たりの部分から、お取引されているんですか?

基本そうですね。ただ取引先の企業様に関しては、ぶつかり合っていいものを作りたいと思っているんです。

御用聞きの取引先は特に求めていなくて、私たちが知らない技術を教えてくれたり、逆に私たちが教えたり、お互いがお互いに尊重できるような取引先を求めていますね。

単なる御用聞きの職人さんとか取引さんとかって、正直素人さんと変わらないと思うんです。今までも中途半端な作業をされたこともあるので、いいものを作り上げることができるもの通し、ちゃんと意見が言えるような会社さんや職人さんと繋がりたいと思いますし、これからも付き合っていきたいと思いますね。

塗装業を基盤に、その先は無限の可能性

−−取引先はどのような方が多いんですか?

同じ塗装関係の会社さんだったりとか、最近は大手電気メーカーさんもリフォーム業界に参入しているので、大手さんからの依頼もちょこちょこありますね。もちろん一般のお客様からの直接依頼もありますね。

最近だと紹介でお仕事いただくこともあるので、常に人当たりの良さは気にしていますね(笑)

−−これからの目標を教えてください

いろんな建物と、施工方法があるんです。僕が知らないこともたくさんあるので、まずは極めていきたいと言ったところがあります。

最近だとリノベーションとか内装関係の仕事が入ってくるので、さらに勉強していきたいとかですね。

今塗装の材料が良くなりすぎているのに、職人の技術が追いついていないんです。だから素人職人みたいな人が増えているような感じで、そうすると単価もどんどん下がってくるんですね。

単価が安くなって素人職人が増え続けると、建物の見栄えも良くないし、下地がおろそかになるんです。ひび割れ補修をしているなど、補修関係がしっかりしていないのが浮き彫りになるので、我々はいい塗装と、しっかりした技術でさらにできない技術をできるようにしていきたいです。

−−その他にもやりたいことがあるんですか?

飲食店とか、ジャンルは全く違いますが、女性が喜ぶ美容関係とかもゆくゆくはやってみたいです。特に飲食店とか決めてないんですけど、塗装だけじゃなくて、いろんなところに幅を広げていきつつ、基板に塗装がある状態を作りたいです。

意欲がたくさんあるんですけど、今までたくさんの企業様と付き合ってきたり、話してきたので、色々やっていきたいと気持ちが大きくなったのがきっかけですね。

自分の経営に関する実力がどこまであるのか、まだまだやってみたいしチャレンジしたいので、どこまでやれるかか挑戦し続けたいです。

−−さいごに御社の魅力を教えてください

私たちは人当たりの部分も強みとしていますが、やはり技術面として大手さんと引けを取らないくらいだと感じています。もちろん私自身いろんなところで勉強や経験させてもらったこともありますが、私以外も確かな経験と技術がある職人たちなので、お客様からも喜ばれています。

これからも塗装業界がたくさんある中で、私たちが安心して提供できる人当たりと、技術は私たちの強みであり、魅力だと思いますね。

さいごに

法人化する際に一切行政書士さんに頼まずに、ご自身で必要な書類を集めた、株式会社一心美建 横川辰則社長。

これからの取引先企業さんとも、自分の意見を言って、相手の意見を尊重するような企業様とどんどん出会いたいとお話しされていました。

ご興味ございましたら、下記のページよりご連絡をお願いいたします。

株式会社一心美建 会社詳細ページ