カリフォルニア州のクパチーノ市に新本社を建設中のAppleですが、新オフィスをさらに設立するようです。Iphoneやipadなどのモバイル端末だけでなく電気自動車の開発にも手を広げようとしているAppleは、抱える社員の働く場所を確保するために、また大きなオフィスを手に入れようとしています。
http://www.centralandwolfe.com/ より引用
新オフィスとして設立されるのは1機目のスペースシップ「Apple Campus 2」から10kmも離れていない場所にLandbank Investments社が建設予定の「Central & Wolfe」という建物で、これをAppleがリースまたは購入する契約をしたとのことです。最先端技術の集まるシリコンバレーに、魅力的でワクワクさせるようなデザインのオフィスを実現することを主眼として計画されています。現場打ちプレストレストコンクリート工法が用いられ、2階層の立体駐車場の上に4階建ての3棟のオフィスがクローバーの葉を連想させるような形でつなげられます。さらに2つの棟が側に独立して建てられます。建物面積は約7万㎡で中にはカフェテリアやフィットネスセンター、会議室、軽食、美容院、雑貨店、クリーニング、バイクの修理店、500人収容できる円形劇場等充実した設備があります。
このように、現在発表されている計画をみると、独創的な形をしているオフィス、人々がくつろげる多くの緑が配置されたオープンスペースの存在、さらには消費エネルギーを抑え地球に優しい活動ができるようにも配慮されています。これらは現在建築中の1機目のスペースシップである「Apple Campus 2」と似た価値観を持っており、そのようなところが、3000人以上が働ける大きなオフィスとしてAppleが契約を結んだことの要因となったのかもしれません。
新本社となるApple Campus2の建設も着々と進行しています。また新たな映像が投稿されていますのでそちらも紹介します。
遠景の円形
(出典 : https://www.youtube.com/watch?v=uj5zSunX8UQ)
駐車場と中央製造工場は、1つの建物はほとんどできていますね
(出典 : https://www.youtube.com/watch?v=uj5zSunX8UQ)
ドーナツも2か月前と比べると2ブロックほど増えたでしょうか
(出典 : https://www.youtube.com/watch?v=uj5zSunX8UQ)
Appleは新製品の開発だけでなく、以前紹介した新本社の建設に続き続々とオフィスを設立しており、そちらの面でも私たち楽しませてくれます。新本社であるApple Campus2は来年完成予定ですが、新しく契約されたCentral & Wolfeはまだ予定がきまっていません。これらの建物が完成した街並みがどのようになるのか見てみたいですね。Apple Campus2は着々と工事が進められていますが、近代的で独創的なこれらの建物の建設は、出来上がっていくのを間近で見ながら作業するのも楽しいでしょうね。
Silicon Valley Business Journal
The Central & Wolfe Campus
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