熱中症に気をつけよう!!!

暑い
熱中症

 6月8日に梅雨入りが発表されじめじめといやな季節になりました。雨の中での仕事も大変ですが、梅雨が明けると暑い夏が待っています。今年の5月は過去最多の夏日の数で、熱中症による緊急搬送人員数は全国で2,904人にのぼり、そのまま今夏も暑くなると予想されています。毎年約5万人の人々が熱中症で救急搬送されており、数百人の方が命を落としています。

 ・なぜ熱中症になるのか

 熱中症を引き起こす要因として3つのことが考えられます。

「環境」と「からだ」と「行動」です。

「環境」の要因は、気温や湿度が高かったり、風が弱かったり、急に暑くなったなどから考えられます。

「からだ」の要因は、二日酔いや寝不足からくる体調不良や下痢やインフルエンザでの脱水状態、低栄養状態などから考えられます。

「行動」は、長時間の屋外作業や激しい運動等から考えられます。

これらの3つの要因により熱中症を引き起こす可能性があります。人は汗をかいたり皮膚の温度で体温調節をしていますが、この体温調節と体温の上昇のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまい様々な症状を引き起こし熱中症となります。

 ・熱中症を予防するには?

1, こまめに水分補給をする

汗をかいて失った水分をしっかり補給しましょう。飲むものはお茶などではなくスポーツ飲料だと塩分も補給できます。

2, 着るものに気をつける

通気性の良い生地を選んだり、吸水性・速乾性に優れた素材を選ぶと体温調節しやすくなります。

3, 暑さに負けない体をつくる

急に暑くなると、まだ汗をかくことに慣れていないからだがうまく体温調節できないことがあります。徐々に暑さにならしていましょう。

 職場での熱中症による死亡災害発生状況の約40%はなんと建設業が占めています。発症時期は7月から8月の高温多湿の午後が多く、約4割が作業開始から7日以内に起きています。真夏の時期はもちろんですが、身体が暑さに慣れてない6月後半~7月の晴れ間・梅雨明けの蒸し暑くなった時期も油断しがちですが注意しましょう。さまざまな熱中症対策グッズも販売されていますので有効活用して暑い夏を乗り切りましょう。

参考URL

環境省熱中症予防情報サイト : http://www.wbgt.env.go.jp/

熱中症ゼロへ : http://www.netsuzero.jp/

大塚製薬 熱中症からカラダを守ろう :

http://www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/

厚生労働省「職場での熱中症による死亡災害及び労働災害の発生状況(平成24年)」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei51/

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