今回は神奈川県横浜市を拠点としてリフォームや内装工事、不動産事業、保険代理店事業といった幅広い事業を展開している株式会社creahome（クレアホーム）の鈴木雅晶社長に、お仕事をするうえで心がけていることや今後の展望をお聞きしました。
プロボクサーが立ち上げた会社
−−御社の事業内容を教えてください。
戸建や店舗のリフォームや内装工事、不動産、保険代理店といった幅広い事業をしているので、あらゆる面から長期的にお客様の生活をサポートする体制が整っています。
また、保険代理店としては火災保険、傷害保険、自動車保険といった保険を取り扱っています。ファイナンシャルプランナーがいるので、人生設計や家計の収支プランにまつわる相談をしていただくこともできます。あとは、ホームページの制作もやっていて、うちのホームページも自分たちで作りました。
−−ホームページを拝見したところ、多能工の職人さんがいらっしゃるそうですね。
自社施工もしていて、水道設備や電気工事、木工事などを幅広く施工できる職人がいます。外注さんにお願いすることもありますが、基本的に下請けはほとんどやっていなくて、お客様はエンドユーザーの方が多いですね。
−−御社の拠点である神奈川県でお仕事されることが多いですか？
今までは都内や埼玉に行くこともありましたが、最近はほとんど神奈川県で仕事をしています。そうは言っても拠点から近いこともあり、東京の仕事も割と多いです。
−−どういった業種の方とお取引をされることが多いですか？
主に発注をメインにしているので、内装屋さんやクロス屋さん、大工さんといった協力会社さんとの取引がすごく多いですね。
−−90社ほど協力会社がいるそうですが、お取引をされるうえでの判断基準を教えてください。
技術的な面が大きいですね。あとは、一般のお客さんの家で仕事をするので、人柄も重視しています。今の人数でも回りきってないくらいの現場数を抱えているので、現場を外注さんに任せることもあります。なので、技術があってもすごく人柄が悪かったら任せられないですよね。
−−ご経歴を教えてください。
ボクシングをやっていて、一応プロのライセンスを持っていました。その関係で、学校を卒業した後にボクシングをやりながら仕事をするということになり、スポンサー契約のような形で多能工が集まるリフォーム会社に勤めていました。
その後、交通事故でボクシングをやめちゃったので、自分で会社をやろうと思い、2018年にこの会社をつくりました。
−−仕事とボクシングを兼任されていて大変だった部分はありますか？
仕事の後に練習することが体力的につらかったですね。ボクシングをやめた後も、会社をつくるために、以前働いていた飲食店に戻って、夜中まで働いていました。ハードな日々でしたね。
実績を積み、信頼される会社に
−−設立当初の苦労を教えてください。
設立当初は仕事を選べなかったので、初めてやる仕事でもとにかくやりました。今まで家のことは大体やっていたんですが、ある程度はできてもそんなにやったことがないことにも挑戦していました。何事も挑戦していくという経験から、一通りの仕事をこなせるようになりましたね。
−−設立当初と変化したのはどういったところですか？
当初は年齢も若かったので、仕事に対する自信があってもお客さんに不安がられるところがありました。一般のお客さん相手なので。
今は年齢に対する不安も言われないですし、全体的に会社として安心してもらえるようになったと思います。会社自体の力がついてきているので、社長が若くても力強いというのを実感してもらえるようになってきましたね。
−−お客様とお取引するきっかけはどういった形が多いですか？
リピートや紹介も結構いただいています。周りで困っている人がいたら「ここに電話すれば大丈夫だよ」というふうに言ってくれています。
全体的な実力がついてきたというところもあると思うんですけど、やっぱり安くても怖かったら頼めないと思うので。実績を積んできて、口コミで良いと思ってもらえるというところは強みですね。
常に一歩ずつ前進していきたい
−−今後、どういった協力会社を求められますか？
今、足りていないのは壁紙の内装屋さん、大工さんですね。結構、協力会社さんはいるんですけど、うちの仕事に入ってほしいときに他の仕事が入っていることもあるので。
また、一般のお客様から急に仕事が入ってくることもあります。例えば、3月時点で4月までのスケジュールが埋まっていても、4月で終わらせてほしいという依頼がまだまだいっぱい入ってくるんですよね。急な依頼が入ったときに、人が多くないと対応しきれないところもあります。
−−今後の展望について教えてください。
現状維持はしない方針です。常に一歩一歩前に進んでいきたいですね。不動産事業も「俺は頑張って不動産をやるんだ」というような目標を掲げていたわけではなく、一歩一歩前に出て、到達したというだけなので。この先も一歩一歩前に出たときに、新しく自分にできる可能性が見つかるんじゃないかなと思っています。
−−協力会社やお客様にメッセージをお願いします。
協力してくださる職人さんに対しては、うちには僕を含め一通りやったことのある人間たちがいるので、作業をする立場のことを熟知しています。できる/できないという判断もちゃんとついていますし、お互いが気持ちよく仕事をできるように心がけています。
エンドユーザーさんに対しては、自社で施工している中で外注に頼むこともありますが、うちは作業をする側のことも知っているので安心です。見ておかないといけないポイントが分かっているので、後から問題が出ないようにしっかりと確認しています。
基本的にクレームは来たことがないので、外注さんとの連携もしっかりとれているという面では自社の強みでもありますね。
お客さんに対しても職人さんに対しても、スムーズにみんなが気持ちよくやれるようになっていると思います。
さいごに
事業を着実に広げ、常に前進していきたいと語ってくださった株式会社creahomeの鈴木雅晶社長。特に、クロス関係の協力会社を募集されているそうです。株式会社creahomeにご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。