画像解析技術がインフラの効率的な点検・診断手段となるか

膨大な資料の中から現在の状況と類似した情報を探し出すことは困難です。
しかし現在ではIT技術が発達し、コンピュータに情報が入っていれば迅速に探し出すことができます。もととなる画像と似ている画像を探し出すことも可能です!

インフラの点検などで撮影した画像を、これまでに取得してきたデータの中から、その画像と類似しているものを自動で検索するシステムを、東日本高速道路会社と東京大学、北海道大学が研究を進めています。

類似性が高いとみなされた画像を参考にして、経験の浅い技術者にとって正確な劣化状況の判断を行う手助けとなります。

しかしコンクリート橋は壁面に表れる違いが小さく、画像のみでの判断が難しく課題のようです。参照する情報を画像だけでなく、テキスト情報なども候補に入れて画像検索を実施するシステムへと改善を図り2015年度内に再度検証実験を行う予定とのことです。

一方、道路のような延長の長いインフラでは、カメラを搭載した車で走行しながら路面を動画で撮影することで効率的な点検・診断を行う方法を、東芝がオリエンタルコンサルタンツと協力して開発をすすめています。

また、道路に設置したテレビカメラを使った点検方法として、車の走る軌跡を動画から解析して、道路に生じた異常を把握する試みも行われています。車が道路に落ちている異物や冠水部分を回避するために、通常とは異なる動きをした場合に反応し、道路管理者に通知を出すというものです。

この技術は現在カメラを設置していない場所では整備に多額の費用がかかってしまいますが、監視カメラを既に設置している場所では、それに解析システムを付加することで導入する費用を抑えることができます。

ITを活用することで、 より正確に判断ができるようになることや作業が楽になることが期待されます。

 

参照:日経コンストラクション 「画像解析技術が点検・診断を革新」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20150407/697271/?P=1

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